タクドラ転職したら、まさかの天職だった

大阪のタクシードライバー"カム公"のブログ。子供の頃憧れたタクシー乗務員に崖っぷち転職したら、今までのどの仕事よりも面白い...なんでもっと早く気づかんかった?

タクシードライバーは稼げるのか?

タクシードライバーに転職する人って、色々な背景を持っているんです。

 

純粋に、運転や接客業が好きで転職する人。

楽な仕事を求めて転職する人。

老齢になって、他に働く仕事がなくて転職する人。

ただ何となく転職する人。

この記事でも書きましたが、僕のように、子供の頃からこの職業に憧れていた、というかたも少なからずおられます。

 

 

その中で、一番よく聞く理由は、やっぱりこれ。

 

稼ぎたい。

がっつり稼ぎたい。

 

僕も経験しましたが、会社倒産、自己破産、借金、その他あらゆる事情で大きな収入が必要なかたもいらっしゃるでしょう。

最近は女性ドライバーが増えてきたとは言え、まだまだ男性主体の職場。

男子たるもの、一旗揚げたい、というのは理解できます。

 

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億万長者になって、車に子供をいっぱい乗せよう!

 

果たして、タクシードライバーが稼げるのか、それとも稼げないのか?

僕なりの見解を書きます。

 

世の中に稼げる仕事は、この二つしかない

結論から言うと、タクシーは稼げる仕事の部類ではあると思います。

しかし、表面的に捉えるのではなく、その中身をしっかり理解する必要があります。

そうでなければ、稼げる仕事に就いても、稼げない人になってしまいます。

 

まず理解していただきたいこと。

稼ぐためには、大きく分けると二つの種類しかないです。

  1. 高収入の仕事をする
  2. 自営業をする

これはわかりますでしょうか?

自営業をしたことないかたにとって、なぜ自営業が稼げるのか、理解が難しいかもしれません。

そんな方々のために簡単に書くと、会社員っていうのは、自分が作りだした利益の一部が、経営費用として会社の運営のために取られているということです。

自営業は、そんな経営費用も全て自分に入るわけですね。

もちろんその分、全部自分で経営していかないといけないのが自営業ですが、だから手元に入る額が高い、ということになります。

 

タクシードライバーで言えば、個人タクシーは自営業、ということになりますね。

それに対し、会社に属していたら、当然会社員ということになりますが、実はタクシードライバーという仕事は、自営業の要素がすごく強いんです。*1

 

タクシーで稼ぎたいなら、高歩合の会社を選ぼう

それは、歩合制という仕組み。

英語ではフルコミッション(フルコミ)と言いますが、タクシーでお客様にご乗車いただき、メーター料金をお支払いいただいた総額(営業収入と言います)の、概ね46%~62%くらいが、自分の給与として反映されるわけです。

と言うことは、がんばったらがんばった分だけ、収入に反映される仕組み。

大阪に限らず、多くの街中を走っているタクシードライバーは、この歩合制でがんばっています。

ちなみに、

メーター料金をお支払いいただいた、概ね46%~62%くらいが、自分の給与として反映されるわけです。

この差し引き16パーセントくらいの差、結構大きいです。

僕は平均すると、月65万円くらいの営業収入なんですが、

歩合率 46% なら‥312,000円/月

歩合率 62% なら‥403,000円/月

と、月額で9万円近く、年間108万円近くの差になります。

トップドライバーになると、営業収入が80万円を超えることもあります。

そうなると、年間で150万円近くの差になりますから、いかに高歩合率の会社で働くほうが稼げるか、と言えますね。

 

歩合率の低い会社でも、それに合った稼ぎ方がある

これだけ見ると、歩合率の高いタクシー会社で勤務するほうが、稼げるということになりますが、低いタクシー会社が稼げない、とは言ってません。

その前に、この歩合率の差は何なのか、気になりませんか?

 

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読者のためにも、モザイク入れるべきやったか...

これは会社の環境の違い、誤解を恐れずに言うと、大手タクシー会社か中小タクシー会社の違い、だと認識してください。

必ずしもそうとは言い切れませんが、だいたい大手タクシー会社は歩合率が低め、中小タクシー会社は高め、という傾向です。

この会社の環境の違いは、どう影響するのか?

例えば、

「タクシーが故障した時どうする?」

「事故の際の対応は?」

「お客様から苦情をいただいた際は?」

「病気の時は?」

「閑散期の営業方法は?」

「入社の研修は?」

などなど、タクシードライバーとして勤務していると、様々な問題が発生します。

タクシードライバーで言えば、個人タクシーは自営業、ということになりますね。

個人タクシーであれば、これらの問題を全て自分で解決しないといけません。

ですから、お金も手間もかかるんです。

 

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修理も全部自分でせんとあかんで。

高歩合率のタクシー会社で働くことは、個人タクシーに近い環境と捉えて良いと思います。

自分で解決していかないといけない事が多いのです。

だから、高歩合で収入も多くなる代わりに、出ていくお金も手間も多い、ということです。*2

その点、低い歩合の大手のタクシー会社は、社員へのサポートが優れているケースが多いので、営業に集中できる環境ではないでしょうか。

更に言えば、名前の知れた大手会社ということで、法人、個人問わず、得意先の顧客をたくさん持っているケースが多く、町が静まり返っているような閑散期でも安定して仕事があったりします。

歩合率の低い会社は目に見える収入は明らかに少ないですが、サポート環境が整っているので、離職率が高めの高歩合のタクシー会社よりも、ボーナスの充実なども含め、長く安定して働けることが魅力と言えますね。

 

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じゃぁ、どっちを選べばいいの?

稼げる会社を探すより、自分の個性にあった会社を探そう

僕は一度、自分の会社を実質倒産させるという大失敗を経験しました。

自営業は稼げる、と表面的に捉え、周りの情報に踊らされて、素質も才能もないのに経営者になり、見事に大コケしたんですね。

大事なことは、稼げる会社、稼げる仕事を探し回ることではなく、自分にあっているかどうかを見極めること、だと学びました。

実を言うと、僕が属しているのは、どちらかと言えば低歩合の大手タクシー会社です。

会社経営に失敗した今でも、本心では稼ぎたいと願っています。

でも、敢えて高歩合率の会社を選ばなかったのは、ただ稼げる、というだけで選べば、また失敗するかもという自訓自戒の念があったからです。

 

高歩合のタクシー会社は、それにあった働き方があります。

低歩合のタクシー会社にも、それにあった働き方があります。

そして、それぞれにあった性格があるわけですね。

 

どこの会社でも、どんな仕事でも、稼ぐためには、稼げるなりの考えや行動、知識、技術が必要になります。

それらを身に付けている人は、どこの会社でもトップドライバーになっているのは間違いないでしょう。

巷では低く見られがちなタクシードライバーという仕事を、

いかに楽しんで、前向きにできるか

が、稼ぐためのもっとも大事な要素だと、僕は感じています。

 

たまにはええこと言うやろ?(笑)

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どや

結論:

タクシードライバー稼げる仕事。

ただし高歩合、低歩合、どちらが自分に合うか、見極めが必要。

 

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*1:固定給の勤務形態は除きます。

*2:徐々にですが、高歩合率かつ、サポートが手厚い優れた会社も増えてます。経営陣の努力の賜物ですね。